アスベストとは

石綿とは

石綿とは、自然界に存在するケイ酸塩鉱物のうち繊維状を呈している物質の一部の総称です。
2006(平成18)年8月11日の厚生労働省労働基準局長通達(基発第0811002号)では、石綿を「繊維状を呈しているアクチノライト、アモサイト、アンソフィライト、クリソタイル、クロシドライト及びトレモライト」(以下「クリソタイル等」)と定義しています。我が国では、これら6種類の鉱物の総称として石綿(アスベスト)と呼んでいます。

 

 

 

建材の種類などによるレベル分類

石綿は、いろいろな用途に合わせ、さまざまな建材に使用されています。そのすべての建材について一つひとつ詳細に述べることは極めて困難です。一方、石綿含有建材はその飛散性の観点から現行の法規制などの整合性も高い「レベル1~3」として便宜的に分類され、一般に活用されています。

 

石綿関連疾患

石綿関連疾患は、良性疾患(悪性(がん性)疾患ではないという意味)として石綿肺、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚が悪性疾患(がん性疾患という意味)として中皮腫、石綿関連肺がんなどがあり、吸入して10~数十年後に発症するとされています。
なお、WHO環境保健クライテリア(EHC53)では、「都市における大気中の石綿濃度は、一般に1本以下~10本/Lでありそれを上回る場合もある。」「一般環境においては、一般住民への石綿曝露による中皮腫及び肺がんのリスクは、検出できないほど低い。すなわち、実質的には、石綿のリスクはない」とされています。