アスベスト含有分析

試料採取

-試料の採取方法-

試料は、製造工場で製造された建材、建築物などに施工された建材又は輸入された建材から、次のような事項に注意して採取します。また、試料採取時に採取者がアスベスト粉じん(以下、粉じんという。)を吸い込まないような適切な措置をとらなければなりません。

●現場から採取する場合は、現状を乱さないように、かつ、粉じんの飛散に留意する。試料の採取は鋭利なカッターなどを用いて行います。

●製造又は輸入された建材から採取する場合は、ロットを代表する試料を採取します。

●試料の大きさは、測定対象の建材を代表できる十分な大きさとします。吹付け材、保温材のようなやわらかい材料の場合は、1か所10㎤程度で、3か所から別々に試料を採取し、それぞれの試料を密封した容器に入れ、更に、三つの試料を一まとめにして密封容器に入れて当該箇所の試料とします。

 

-試料の採取記録-

採取した試料は、識別のために、必要な項目を記録します。なお、識別のために必要な項目は、次によります。

●建材名

●建物、配管設備、機器などの名称及び用途

●施工年及び建築物への施工などを採用した年(建材以外もあり)

●建物などの採取部位及び場所

●試料の概要(形状又は材質:板、吹付け、プラスチックなど、試料の大きさ:おおよその試料量)採取方法及び採取年月日

●採取者の氏名

 

分析方法

厚生労働省通達により、建材中の石綿含有率の分析方法はJIS A 1481-1,JIS A 1481-2,JIS A 1481-3の何れかの方法により行うとされています。弊社は、Aランク認定者(日本作業環境測定協会)、アスベスト偏光顕微鏡実技研修受講者(日本作業環境測定協会)等がアスベスト含有分析の品質管理を行っています。JIS A 1481-法の概要と分析フローを下図に示します。