学校環境衛生基準に係る測定

学校環境衛生基準に基づく測定

学校環境衛生基準(平成21年文部科学省告示第60号)に基づき測定を行います。

 

・測定物質

ホルムアルデヒドとトルエンは毎学年1回定期に行い、キシレン、エチルベンゼン、スチレン及びパラジクロロベンゼンは必要と認められる場合に毎学年1回測定を行います。なお、告示法により測定を行いその結果が基準値の1/2以下の場合で、以後教室等の環境に変化が認められない場合は、次回からの検査を省略できます。

 

・検査回数

毎学年1回教室等内の濃度が高い時期に定期に行います。

 

・検査場所

普通教室、音楽室、図工室、コンピュータ室、体育館等、必要と認める教室等において行います。また、それぞれの教室等の種別に応じ、日照が多い教室等や刺激臭や不快な臭いがする場所等を測定の対象とし、化学物質の濃度が相対的に高いと見込まれる場所において、少なくとも1か所以上を選択します。具体的には、全体の平均的な値が得られる中央付近が適当と考えられます。体育館等では部屋の中央付近、高さ120~150㎝の位置で行います。体育館等の使用時は、使用状況に合わせて少なくとも壁から1m以上離れた場所、2か所以上で採取します。

 

・検査準備

教室の濃度を外気濃度と同じ程度にするため、教室等の窓、戸、戸棚等を開けて30分以上換気します。その後、解放したところを閉め、そのまま5時間以上放置します。

 

・採取時間

【吸引方式】検体の採取時間は30分間。検体は午前と午後にそれぞれ1回以上採取します。

【拡散方式】検体の採取時間は始業から就業を目安に8時間以上で1回採取します。

 

・採取方法

【吸引方式】精密ポンプを用いて採取します。

【拡散方式】試料空気の拡散を利用してポンプなしで受動的に採取します。

 

 

・分析方法

アルデヒド類はDNPH誘導体化による固相吸着-溶媒抽出法及び高速クロマトグラフ法により測定します。トルエン等のVOCにあっては固相吸着-溶媒抽出法及びガスクロマトグラフ-質量分析法により測定します。

 

 

・測定値

最も高い値を測定値とします。