土壌汚染調査

土壌汚染調査

土壌汚染調査は、通常、地歴調査、概況調査、詳細調査の順に進めています。又、各調査で汚染のおそれが無いことが確認されると、そこで調査は終了します。

地歴調査(フェイズⅠ)

≪地歴調査の内容≫

【古地図調査】過去の土地利用の変遷を調べます。

【登記簿調査】過去にさかのぼって、土地の所有者や利用目的等を調べます。

【役所へのヒアリング】当該地が、法律や条例によって定められた特定施設や工場などに該当するかどうかを調べます。

【現地調査】試料では確認できない建物の配置、廃棄物の埋め立てや悪臭などを現地で確認します。

【各種資料調査】古地図などで確認された建物などについて、公開情報等から詳細に調べます。

 

表層調査(フェイズⅡ)

地歴調査の情報に基づき、概況調査計画を立案します。

≪試料採取区画配置の考え方≫

 

 

≪試料採取位置≫

◆汚染のおそれが生じた位置が地表面の場合

 

◆汚染のおそれが生じた位置が埋設配管や地下ビットの場合




深度調査(フェイズⅡ)

表層調査で汚染が見つかった場合、汚染の深さを知る為にボーリング調査を実施することがあります。深度方向に1m単位で試料を採取し、深度10mまでか難透水層の上端まで掘削します。