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下水道法とは
流域別下水道整備総合計画の策定に関する事項並びに公共下水道、流域下水道及び都市下水路の設置その他の管理の基準を定めて、下水道の整備を図り、もって都市の健全な発達及び公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の水質の保全に資することを目的して定められた法律です。
排水基準:特定事業場からの下水の排除の制限
特定施設(水質汚濁防止法施行令別表第1参照、ダイオキシン類対策法特定施設)を設置する事業場(特定事業場)については、下水道への排出水について、①下水道法施行令第9条の4に定める下水の排除の制限に係る水質基準【下水道法施行令第9条4の排水基準】、と、②条例規定による下水の排除の制限に係る基準【下水道法施行令第9条の5の条例に係る基準】、の二つの基準があり、両方の基準に適合させる必要があります。
【下水道法施行令9条4の排水基準】
水質汚濁防止法特定施設を設置する特定事業場にあっては第1号から第33号に掲げる物質について、ダイオキシン類対策法特定施設を設置する特定事業場については第34号に掲げる物質について、それぞれの基準は以下のとおりです。
| 物質 | 基準(mg/L) | |
|---|---|---|
| 1 | カドミウム及びその化合物 | 0.1以下 |
| 2 | シアン化合物 | 1以下 |
| 3 | 有機燐化合物 | 1以下 |
| 4 | 鉛及びその化合物 | 0.1以下 |
| 5 | 六価クロム化合物 | 0.5以下 |
| 6 | 砒素及びその化合物 | 0.1以下 |
| 7 | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | 0.005以下 |
| 8 | アルキル水銀化合物 | 検出されないこと |
| 9 | ポリ塩化ビフェニル | 0.003以下 |
| 10 | トリクロロエチレン | 0.3以下 |
| 11 | テトラクロロエチレン | 0.1以下 |
| 12 | ジクロロメタン | 0.2以下 |
| 13 | 四塩化炭素 | 0.02以下 |
| 14 | 1,2-ジクロロエタン | 0.04以下 |
| 15 | 1,1-ジクロロエチレン | 1以下 |
| 16 | シス-1,2-ジクロロエチレン | 0.4以下 |
| 17 | 1,1,1-トリクロロエタン | 3以下 |
| 18 | 1,1,2-トリクロロエタン | 0.06以下 |
| 19 | 1,3-ジクロロプロペン | 0.02以下 |
| 20 | チウラム | 0.06以下 |
| 21 | シマジン | 0.03以下 |
| 22 | チオベンカルブ | 0.2以下 |
| 23 | ベンゼン | 0.1以下 |
| 24 | セレン及びその化合物 | 0.1以下 |
| 25 | ほう素及びその化合物 | 10以下(河川)、 230以下(海域) |
| 26 | ふっ素及びその化合物 | 8以下(河川)、 15以下(海域) |
| 27 | 1,4-ジオキサン | 0.5以下 |
| 28 | フェノ-ル類 | 5以下 |
| 29 | 銅及びその化合物 | 3以下 |
| 30 | 亜鉛及びその化合物 | 2以下 |
| 31 | 鉄及びその化合物(溶解性) | 10以下 |
| 32 | マンガン及びその化合物(溶解性) | 10以下 |
| 33 | クロム及びその化合物 | 2以下 |
| 34 | ダイオキシン類 | 10pg以下 |
【下水道法施行令9条5の条例に係る基準】
排出水について下記項目の条例基準を定める場合は、右記水質基準より厳しいもであってはならないとされています。なお、例外規定もあります。
| 項目 | 基準(mg/L) | |
|---|---|---|
| 1 | アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有両 | 380以下 |
| 2 | 水素イオン濃度 | 5を超え9未満 |
| 3 | 生物化学的酸素要求量 | 600未満 |
| 4 | 浮遊物質量 | 600未満 |
| 5 イ ロ | ノルマルヘキサン抽出物質含有両 鉱油類含有量 度植物油脂類含有量 | 5以下 30以下 |
| 6 | 窒素含有量 | 240未満 |
| 7 | 燐含有量 | 30未満 |
水質汚濁防止法とは
工場及び事業場から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透の規制、並びに生活排水対策を行うことにより、公共用水域及び地下水の水質汚濁防止を図っております。なお、排水規制については、「有害物質の規制」と「生活環境項目」の二つの規制があります。
有害物質の規制
人の健康に被害を生ずるおそれがあり政令で定める物質(有害物質)を含む汚水又は廃液を排出する施設で政令で定める施設(特定施設)を設置する特定事業場からの排出水については、下表に示す許容限度が設定されています。
【有害物質の排水基準】
| 物質 | 基準(mg/L) | |
|---|---|---|
| 1 | カドミウム及びその化合物 | 0.1 |
| 2 | シアン化合物 | 1 |
| 3 | 有機燐化合物 | 1 |
| 4 | 鉛及びその化合物 | 0.1 |
| 5 | 六価クロム化合物 | 0.5 |
| 6 | 砒素及びその化合物 | 0.1 |
| 7 | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | 0.005 |
| 8 | ポリ塩化ビフェニル | 検出されないこと |
| 9 | トリクロロエチレン | 0.3 |
| 10 | テトラクロロエチレン | 0.1 |
| 11 | ジクロロメタン | 0.2 |
| 12 | 四塩化炭素 | 0.02 |
| 13 | 1,2-ジクロロエタン | 0.04 |
| 14 | 1,1-ジクロロエチレン | 1 |
| 15 | シス-1,2-ジクロロエチレン | 0.4 |
| 16 | 1,1,1-トリクロロエタン | 3 |
| 17 | 1,1,2-トリクロロエタン | 0.06 |
| 18 | 1,3-ジクロロプロペン | 0.02 |
| 19 | チウラム | 0.06 |
| 20 | シマジン | 0.03 |
| 21 | チオベンカルブ | 0.2 |
| 22 | ベンゼン | 0.1 |
| 23 | セレン及びその化合物 | 0.1 |
| 24 | ほう素及びその化合物 | 10以下(河川)、 230以下(海域) |
| 25 | ふっ素及びその化合物 | 0.8以下(河川)、 15以下(海域) |
| 26 | アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物 | 1Lにつきアンモニア性窒素に0.4を乗じたもの、 亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素の合計量が100 |
| 27 | 塩化ビニルモノマー | – |
| 28 | 1,4-ジオキサン | 0.5以下 |
生活環境項目の規制
化学的酸素要求量その他の水の汚染状態を示す項目として政令で定める項目について、その要件をみたす汚水又は廃液を排出する施設で政令で定める施設(特定施設)を設置する特定事業場からの排出水については、下表に示す排水基準が設定されています。
【生活項目の排水基準】
| 物質 | 許容限度(mg/L) | |
|---|---|---|
| 1 | 水素イオン濃度 | 5.8以上8.6以下(海域以外)、5.0以上9.0以下(海域) |
| 2 | 生物化学的酸素要求量 | 160(日間平均120) |
| 3 | 化学的酸素要求量 | 160(日間平均120) |
| 4 | 浮遊物質量 | 200(日間平均150) |
| 5 | ノルマルヘキサン抽出物質含有量(鉱油含有量) | 5 |
| 6 | ノルマルヘキサン抽出物質含有量(動植物油脂類) | 30 |
| 7 | フェノ-ル含有量 | 5 |
| 8 | 銅含有量 | 3 |
| 9 | 亜鉛含有量 | 2 |
| 10 | 溶解性鉄含有量 | 10 |
| 11 | 溶解性マンガン含有量 | 10 |
| 12 | クロム含有量 | 2 |
| 13 | 大腸菌群数 | 日間平均3000個/cm3 |
| 14 | 窒素含有量 | 120(日間平均60) |
| 15 | 燐含有量 | 16(日間平均8) |